2014年8月放射性物質調査の結果について

石巻海さくらでは、毎月、長浜海岸にて放射性物質調査を行っています。
8月分の調査結果を報告いたします。
なお、この調査は株式会社LUSH JAPANさまからのご支援を受けて行っております。
測定は、CRMSせたがや市民放射能測定所に依頼しております。
●空間線量と海水の測定結果

●海底土の測定結果

※空間線量は、長浜海岸砂浜にて地表より1m地点で測定しています。
?空間線量のSv(シーベルト)と、放射能のBq(ベクレル)の違いは?
Svは、”放射線”が人体に与える影響の度合い(どれだけ人体に影響があるか?)を表す単位です。
Bqは、放射能(放射線を出す能力)の強さを表す単位です。
簡単に言ってしまうと、1秒間に放射線がいくつ出るのか?を表しています。
?「ND」とは?
"not detected"つまり、「検出せず」「不検出」という意味です。これは、検査機器で検知できる限界値を下回っている場合に使われます。
視力は人によって違いますよね。視力検査で「一番上しか見えない!」という人に、一番下のマークを指しても「見えません!」となります。
見える限界が一番上なのに、下まで見なさい、と言っても無理ですよね?機械にも”見える”限界があるということです。
※決して測定器の性能が悪いと言っているわけではありません。むしろゲルマニウム測定器は精密な測定が可能です。 

?検出限界放射能の値がそれぞれ違うのはなぜ?
検査容器に入れることのできる容量は検体の形状や密度、測定時間などにによっても変わりますので、検出限界値は検体ごとに異なっています。

Posted in お知らせ, 放射性物質調査.

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