海ゴミの寿命

みなさん、知っていますか?東日本大震災で500万tの瓦礫が津波により太平洋に流れ出て、その7割程度(350万t程度)が日本沿岸付近等の海底等に堆積、残りの3割程度(150万t程度)が洋上漂流物となったと推計されています(首相官邸HPより)。また、震災のガレキ以外にも年間800万tのゴミが海へ流出していると言われ、捨てられたゴミは川を下って海に流れ着き、なかなか回収することが難しくなってしまいます。現代では石油由来のプラスチックごみが多く、長い期間消えずに残り、小さくなって永遠に回収できなくなってしまうばかりでなく、海の小さな生き物が食べてそれを食べる人間が有害物質を取り込んでしまう可能性もあります。ゴミを拾う活動と共に、ゴミを捨てないという意識も育てていきたいですね。

様々な海ゴミの寿命
様々な海ゴミの寿命

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