まさに夏真っ盛り!!な1日となった8月のumihamaそうじ。案の定、真っ黒(赤?)に日焼けしてしまった写真家の平井慶祐です。
今月も和気あいあい楽しいお掃除の様子をレポートします!
本日のリーダーは上から読んでも下から読んでも「なかのかな」でお馴染みのカナちゃん。
凛々しい!
恒例の朝の会では、毎回ゴミの分別方法をお伝えするのですが、勝手知ったる常連さんたちがいつもこうやってササっとお手伝いしてくれます。ホントにこういう気持ちのいい人たちに支えられているなと感じる瞬間。
自己紹介とおらほのラジオ体操を終えてゾロゾロと移動。
渡波海水浴場は海開き中ということもあり、遊泳区域は結構みんなゴミ拾いをしてくれていて、そんなにゴミが無いようだったので、遊泳区域より先のちょっと離れた場所まで歩きます。青空の下、大勢でワイワイ言いながら向かう総勢50名以上の海を愛する人たちの後ろ姿は心強いなぁ。
いざ目的地に到着してさっそくゴミを拾いはじめましょう。
おっ!さっそく海をバックに記念撮影をしているのは、
インドネシアから来た技能実習生の女子チーム。かわゆい♪日焼け対策バッチリ過ぎて熱中症大丈夫かな?と要らぬ心配をしてしまいますが、海にやってくるとテンションが上がるのは万国共通ですよね。
石巻海さくらでは、お掃除のときにひとり黙々と手を動かしていると注意を受けてしまいます。
口もちゃんと動かさないとダメなんです。だって、せっかく海を愛する仲間が集まってるんだから、ぜひ!おしゃべりもいっぱいして仲良くなって欲しいじゃないですか。ゴミも拾って、出会いも拾って。それが一番楽しい♪
ここでも常連さん達は大活躍です。
初参加のメンバーと一緒に手を動かしながら、しっかり口も動かして盛り上げてくれていました。こういう光景を見つけてはカメラを向けるのが大好き。
おっとこちらでは、砂に埋まったロープの塊を見つけてしまったようです。
「あぁ〜見つけちゃいましたね。」な顔のリーダーかなちゃん。
過去の経験から、津波や台風などでビーチに埋まってしまったロープの塊は、地表に見えているのは氷山の一角で、掘っても掘っても終わりが見えないパターンがあるんです。これは石巻や三陸沿岸のビーチクリーン特有のことかもしれません。
意を決して掘り進めましょう。がんばれ!がんばれ!!
汗が噴き出るような暑さだったので、こまめに休憩と給水を取ります。
侮るなかれ、東北だって夏は暑いんだ。
ほっと一息つきながら、浜風を感じながらみんないい顔♪
そしていざ後半戦へ
この日は、ビーチに二匹の海亀の亡骸が打ち上げられていました。
海亀の死因が何なのかは分かりませんが、このままではかわいそうなので砂を掘って埋葬してあげることにしました。
幸い先ほど見つけたロープの塊は小さかったけれど、また埋葬用の穴を掘り進める男子チーム。
汗を吹き出しながら「腰が痛い〜!」と悲鳴が聞こえてきましたが頑張ってくれました。
大役を終えて引き上げる埋葬チームのみなさん。
ご苦労さまでした。
少し早めに作業を切り上げ、拾ったゴミを集積所まで運びます。
子ども達もしっかりバッチリ働いてくれました。
グッジョブ!!さんきゅー!!
その姿を見守る大人たちは子どものようでした(笑)
こちらもさんきゅー!!
この日が、海開き最後の日だった渡波海水浴場。
たくさんの人たちで賑わっていました。
海で楽しい時間を過ごせるって最高!!
いい光景ですね。
なのでお掃除が終わったあと、せっかく海に来たんだったら海を満喫しなくちゃ!
ということで、了大先生のサーフィン体験教室も開催。
初めてのサーフィンに挑戦!!波にのまれながらもがんばるキッズ。
了大先生の「いまだ!立ってー!!」の掛け声と共についに波に乗れた瞬間ー!!
ナイスガッツ!おめでとう〜!
サーフィンや釣りの途中で、ゴミ拾いを手伝ってくれた人たちもいました。終わった後にさっきゴミ拾いしてたでしょ?「グッジョブ!!」と声をかけてくれた外国人の方もいました。
みんなで愛する海を大切にしたい。
その愛情表現のわかりやすいひとつのカタチがゴミ拾いなのかな?
なんて思っています。
ゴミをひとつ拾えば、世界からゴミをひとつ減らすことができる。
100人で拾えばその100倍のゴミを減らすことができる。
手を動かして口を動かして、こうやってみんなと一緒に活動できていることがとっても嬉しいです。
なんだか久々のブログで熱くなってしまった!
とにかくみんなありがとう!
来月は9月17日(土)、雄勝波板海岸にて
月に一回、愛する海の掃除をしよう〜!!
みなさんのご参加お待ちしてます!
【第108回 おらいのumihamaそうじ@渡波・長浜海水浴場】
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